ボーダー・コーリー |
【体高】 53pメスはやや小さめ
【体重】 14〜20s |
ボーダーコーリー |
■ルーツ
8〜11世紀にバイキングがイギリスにもち込んだ、トナカイ用の牧畜犬であるラフ・コリーの祖先犬と、イギリスの土着犬との交配によって、19世紀頃誕生したといわれている。たぐいまれなスピードとスタミナで、作業犬としての評価は高かったが、野性味などが災いして公認が遅れたといういきさつがある。今日ではショーでの作業試験や服従試験など、高い作業能力が評価される一方、家庭犬としても十分に親しまれている。
■外見的特徴
筋肉が発達し、引き締まってバランスのとれた体つきをしている。被毛は軽くウェーブがかり、長く豊かなダブルコートで、毛色は黒と白、グレーと白、大理石色、まれに白と実にさまざまだ。顔、首回り、胸、四肢や尾の先に白い斑が入る。直立か半直立状の耳、伸びやかで力強い胴体、発達した後肢の太ももから、敏捷性と運動能力の高さ感じられる。尾は長く飾り毛があり、止まっているときには垂らしている。
■性 格
非常に賢く、人とともに行動するのが好きなので、しつけ他の訓練も容易な犬種だ。機敏な動きと高い運動能力を備え、主人への従属心なども強いため、扱いやすい犬種のひとつといえる。また作業意欲が高く、粘り強く熱心に働くので、牧羊や救助などの労働により、その魅力に磨きがかかる犬種だといえる。
■飼 育
被毛のツヤは、定期的なコーミングとブラッシングによって保つようにする。特に密生した柔らかい下毛の生え変わる時期には、普段以上の入念な手入れが必要で、死毛を取り除いてやる必要がある。シャンプーなどは、必要に応じて実行する。
■健康上の注意点
もともと牧羊犬としての生い立ちをもつため、激しい運動も遊びも毎日実行してやる必要がある。飼い主が投げた、ボールを追ってダッシュするといった遊びも大好きだ。食事に対して特に配慮は必要ないが、肥満になると動きも鈍くなるので注意が必要。内容としては、バランスのとれたドッグフードを適量与えるようにする。丈夫な犬種だが、関節の病気や遺伝的な眼病などには罹りやすい面がある。
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2022/8/30 更新
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